- 数年間使っていない銀行口座がある
- お金が色々な口座に分散してる
このような方に向けて書きました。
ついつい銀行口座って増やしてしまうタイミングって、結構ありますよね。
- 給与振り込みは、〇〇銀行じゃないとダメなんです…
- 家計管理するなら複数銀行口座を持とう!
- 今口座を作ると、貯金箱がもらえますよ
銀行口座開設は無料です。
つい増やしてしまいますが、次のような「持っているだけでかかるコスト」を意識したことはありますでしょうか?
- 資金管理が複雑化してお金が貯まらない
- 精神的な負担が増える
- 大切な時間が減ってしまう
かく言う僕も、過去には7個の銀行口座を持っていました。
でも、色々なデメリットに気がついて今は「楽天銀行」と「SBI銀行」の2個だけに絞っています。
そして、1年間で貯金ゼロから100万円の蓄財ができました。
もちろん「銀行口座を閉鎖するだけでお金が貯まる!」は過言ですが、蓄財の一要素だと強く思っています。
本記事では、次の内容を解説します。
- 銀行口座を増やすデメリット
- 銀行口座を厳選して見えてきたもの
- 僕が持っている銀行口座とその理由
ぜひ、本記事を参考に不要な銀行口座を閉鎖していきましょう。
銀行口座を増やすデメリット
銀行口座を増やすデメリットには、次のようなものがあります。
- 資金管理が複雑化する
- 精神的な負担が増える
- 大切な時間が減る
一つずつ解説していきます。
資金管理が複雑化する
銀行口座が多すぎると全体の資金状況が見えにくくなり、資金管理の難易度が一気に上がります。
理由は、「口座ごとの残高を常に把握するのが大変だから」です。
特に普段使わない口座は、残高も確認しないまま放置されがち。
場合によっては、存在自体を忘れてしまうこともあります。
そうなってくると、全財産がどれだけあるかがわからず、使えるお金や余裕資金を見誤ってしまうことに。
かつて僕が7つの銀行口座を持っていたときは、ひどかった。
メインで使う口座残高は覚えていますが、その他の口座は全く把握していいなかったと思います。
久しぶりに確認すると、思っていたよりも多かったり少なかったりして、「あれ?なんでだろう?」と慌てることもしばしばでした。
家計管理の第一歩は、現状を正しく認識することです。
その意味でも、お金の流れをシンプルに整えることで、しっかりとした家計管理の土台ができるようになります。

口座を減らすだけで、資金の流れはシンプルになります!
精神的な負担が増える
銀行口座が多すぎると、無意識に精神的な負担がかかります。
と言うのも、常に次のようなことを意識・管理する必要があるからです。
- 銀行口座ごとにクレジットカードの引き落としを意識
- 水道光熱費の支払い時に残高がたりているか確認
- 足りなければ資金を移動
さらに最近では、休眠口座に管理手数料がかかる銀行も増えています。
「いつか余計な手数料が引かれるかも」という不安も、ストレスに追い打ちをかける原因に。
僕も複数口座に資金を分けていたときは、クレジットカードの引き落とし日が近づくたびにヒヤヒヤして、残高を確認していました。
普段使わない口座ほど残高を忘れがちで、一度は残高が足りずに督促が来たことも。
こうした小さな不安や作業が積み重なり、じわじわと精神的にすり減っていきます。
口座数を減らすだけで、このような日常のメンタル負担を減らせます。



地味だけど、やってみると大きな心理的な変化がありますよ!
大切な時間が減る
お金の管理に余計な手間や不安が積み重なると、大切な時間が少しずつ奪われます。
複数口座を持っていると、次のように本当にたくさんの時間とエネルギーがかかります。
- 残高確認
- 資金移動
- 手数料の確認
これって、本来なら感じる必要がないストレスです。
例えば、この時間を有効活用できたら、と考えると良いと思います。
- 彼女との時間に当てられたのでは?
- 趣味に没頭できたかも
- 旅行の計画を立てていたら新たな経験ができていた?
こうした積み重ねは、短期的には小さく見えても長期的には大きな差になります。
考えなくてよいことは極力排除しましょう。
ただ資金管理をシンプルにすることで、大切な時間は少しずつ戻ってきます。



日常に余裕が取り戻せると、人生は好転しだします。
銀行口座を厳選して見えてきたもの
口座を必要最低限に絞ったことで、お金の流れが一目でわかるようになりました。
残高確認や資金移動の手間が減り、「守る」だけでなく「活かす」ための使い道が見えてきます。
ここでは、僕が銀行口座を整理して見えてきたものをシェアします。
気持ちがスッキリした
使っていない銀行口座を閉鎖すると、精神的に驚くほどスッキリします。
たくさんの口座の存在が頭の片隅にあると、無意識のうちに脳のリソースを占有していきます。
例えば、次のような不安や確認作業です。
- そろそろ引き落としだけど、残高は足りる…?
- 資金を移動させなきゃ…
一見すると小さな悩みではありますが、口座を集約化すると「こんなにストレスフリーなのか!」と驚くはず。
それほど明確に、気持ちがスッキリしました。
僕も使っていない口座を閉鎖したとき、まるで頭の中のゴミ屋敷が一気に掃除されたような感覚でした。
日常のちょっとしたストレスが減り、気持ちのゆとりができた感じ。
精神衛生のためにも、本当にやってよかったです。



今すぐ、口座を減らしましょう!
持ち物が減った
銀行口座を減らすと持ち物が減り、管理がぐっと楽になります。
銀行口座を開設すると、次のようなものを管理する必要が出てきます。
- 通帳
- 銀行の届出印
- キャッシュカード
- ログインID / パスワード
使うたびに取り出したり、保管場所を覚えておく必要があり、盗まれないよう管理する必要があります。
僕も銀行口座を1つ閉鎖するたびに、通帳やキャッシュカードを廃棄してきました。
そして通帳が1冊なくなるごとに、頭の中がクリアになっていくことも実感したのは驚きでもありました。
持ち物を減らすという意味でも、銀行口座の閉鎖はメリットしかありません。



「物を捨てる」こと以上に、心身ともに軽くなった体験でした。
時間が増えた
銀行口座を減らすことで、日常のちょっとしたムダ時間が減って自分の時間が増えました。
残高確認や認印探し、ログイン情報の確認といった作業がごっそり減りました。
微々たるものと思っていましたが、心の余裕が生まれたことで趣味や家族との時間など、普段の時間の使い方が充実してきたように思います。
小さなストレスと思って甘くみると、人生全体から見て結構な損失になっていることもありそうです。



心の余裕にもつながるのを実感。
僕が持っている銀行口座とその理由
僕が持っている銀行口座は以下の2つです。
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
それぞれの銀行を使っている理由をご紹介します。
楽天銀行
楽天経済圏を活用しているので、楽天銀行をメイン口座にしています。
理由は、楽天系のサービス(楽天カード、楽天証券など)と連携することでメリットが大きいからです。
- もらえるポイントが増える
- 楽天証券への資金移動が自動
- ATM手数料・振込手数料が無料になる
僕の場合、プライベートの資金管理は楽天銀行だけで賄っています。
カード支払いも投資も楽天サービスで統一していて、口座残高や利用明細の確認がスムーズ。
手数料負担もほぼゼロです。
特別な理由がなければ、楽天銀行だけで完結できるほど使い勝手が良いと感じています。
楽天経済圏なら、楽天銀行は金利・手数料・利便性のバランスが抜群です。
楽天銀行の口座開設はこちらから申し込みができます。



メインバンクとして強くおすすめできます!
住信SBIネット銀行
副業収入用口座として、住信SBIネット銀行を使っています。
本来は楽天銀行だけで良いのですが、本業と副業のお財布を分けたくて住信SBI銀行の口座も作りました。
住信SBIネット銀行も、楽天銀行に並んでメリットが大きいです。
- 簡単な条件を満たせばATM手数料と振込手数料が無料に
- スマホアプリが直感的で分かりやすい
- ことら送金なら振込手数料無料
振込手数料の無料枠を活用して、他口座への資金移動も快適。
アプリから残高確認や振込がすぐにできるため、作業時間も短縮できます。
正直メインバンクとしても問題ないレベル。
ただ、僕はSBI証券よりも楽天証券が好きなのです。
そのため、楽天証券との連携が便利な、楽天銀行をメインにしています。
副業や複数口座運用をしている人にとって、住信SBIネット銀行は手数料削減と利便性を両立できる選択肢です。
住信SBIネット銀行の口座開設はこちらからから申し込みができます。



住信SBIネット銀行もとても使いやすいですよ!
まとめ
かつての僕は銀行口座を7つも持っていましたが、思い切って解約して2つに絞りました。
- 楽天銀行:プライベート用
- 住信SBIネット銀行:副業収入用
口座を減らしたことで、資金管理がシンプルになり、持ち物も時間も精神的負担も大きく減ったと実感しています。
その結果、普段の生活に余裕が生まてストレスフリーになりました。
特別な事情がないなら、銀行口座はできるだけ早く整理することをおすすめします。
余分なものを手放すことで、自由な時間と心のゆとりが戻ってくるからです。
解約は多少の手間はかかりますが、それ以上に得られるメリットは大きいです。
ぜひ、お金周りのスリム化に挑戦してみてください。
本ブログではこの他にもクレジットカードの整理で家計改善をした話もまとめました。
ぜひ、合わせて参考にしてみてください。


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